覚如

重松明久 著

本願寺教団のあり方が云々される昨今、親鸞の単なる墓堂としての大谷廟堂を、本願寺という寺院に盛り上げた覚如の生涯は、いま新しく見直すべきときであろう。叔父唯善との廟堂をめぐる世俗的主宰権争いや、長男存覚との義絶にみる思想上の対立など、覚如の生涯に凝縮される草創期教団の諸問題を見事に描写した創見に富む好著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生いたち
  • 修学時代
  • 覚恵と大谷廟堂
  • 廟堂の留守をめぐる紛争
  • 留守職就任
  • 本願寺の創建
  • 三代伝持
  • 著作と思想
  • 文藻
  • 存覚義絶
  • 存覚義絶の理由
  • 覚如と真宗系他派教団
  • 存覚の義絶解除
  • 終焉

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 覚如
著作者等 重松 明久
書名ヨミ カクニョ
シリーズ名 人物叢書 新装版
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1987.5
版表示 〔新装版〕
ページ数 255p
大きさ 19cm
ISBN 4642050752
NCID BN0253263X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87033032
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想