石ころの話

R.V.ディートリック 著 ; 滝上由美, 滝上豊 訳

石ははるかな昔から人間にとって興味深いものでした。古代人は、深い考えもなく石を拾い、使用し、そして捨て去りました。しかしながら、経験を重ねることによって、ついには耐久性があり容易に鋭利になる石を、武器や道具として使用することを覚えたのです。また、さまざまな飾りとして用いるために、美しい石あるいは珍しい石を選ぶようになりました。美しい石には、特に好奇心をそそられたに違いありません。なぜ、赤や紫、オレンジ、黒、白、時には多くの色が混ざっている色が存在するのでしょうか。なぜ、鈍く濁っている色と光沢があり輝いている石があるのでしょうか。なぜ、硬い石と軟らかい石が、また重い石と軽い石があるのでしょうか。そしてこのような現象はいったい何を意味しているのでしょうか。好奇心から生じた多くの想像はなんどもくり返されて、最後は伝説となりました。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 石が見つかる場所
  • 母岩石の起源
  • 石の使用

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 石ころの話
著作者等 Dietrich, Richard Vincent
滝上 由美
滝上 豊
ディートリック R.V.
書名ヨミ イシコロ ノ ハナシ
書名別名 Stones
シリーズ名 地人選書 17
出版元 地人書館
刊行年月 1986.10
ページ数 204p
大きさ 20cm
NCID BN00440188
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全国書誌番号
87026011
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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