ハンコの文化史

新関欽哉 著

ハンコの歴史は古い。メソポタミアのシュメール人が発明した財宝封印用の円筒印章に始まる。以来、ハンコは、東漸・西漸を繰り返しつつユーラシア全域に広まって行った。ヨーロッパで、中近東で、中国で、そして日本でハンコはいかに作られ、使われてきたのか。そのルーツと変遷をたどる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ハンコ誕生(文字よりも古いハンコ
  • ハンコは鍵の代用
  • 粘土からパピルスへ
  • ハンコが語る古代貿易ルート)
  • 第2章 ヨーロッパに渡ったハンコ(ハンコのるつぼ-クレタ島
  • 絵が中心のギリシャ・ローマ印
  • 中世のハンコ
  • 印章・紋章・署名)
  • 第3章 ハンコの東漸(中国印の起源
  • 身分の証明
  • ひろがったハンコの用途
  • 金より高価な印材)
  • 第4章 ハンコロードの終着駅・日本(失われた金印
  • 律令制度がもたらしたハンコ
  • 戦国武将の印判状
  • ハンコなしでは夜も日も明けぬ国)
  • 第5章 糸印の謎を解く(糸印とはなにか
  • 糸印のルーツを探る
  • 勘合貿易と糸印
  • 糸印と根つけ)
  • ハンコロジーを語る

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ハンコの文化史
著作者等 新関 欽哉
書名ヨミ ハンコ ノ ブンカシ
書名別名 古代ギリシャから現代日本までーハンコと人間の五千年
シリーズ名 21世紀図書館 82
出版元 PHP研究所
刊行年月 1987.1
ページ数 185p
大きさ 18cm
ISBN 4569219128
NCID BN01534505
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87016422
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想