阿部昭 編
葛西善蔵の私小説の名作は、今日なお根強い愛読者を持っている。本書は、作者が残した体臭濃厚な随筆・談話の中から30編を精選した、半世紀ぶりの文庫版随想集であり、不羈奔放な稀代の詩人作家の素顔はもとより、彼の創作の内奥をうかがわせるに十分である。とりわけ晩年の「酔狸州」シリーズは圧巻。
「BOOKデータベース」より
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