日本の抒情詩 : 藤村,白秋から谷川俊太郎まで

鮎川信夫 著

[目次]

  • 新しい抒情詩のために / 12
  • 考える詩から歌う詩へ
  • 歌う詩の肯定的精神
  • 新しい詩の夢と現実
  • われわれの心にとって詩とは何か(抄) / 22
  • 伝達性
  • 言語表現の革命
  • 広く豊かな同時代性
  • 悪条件と戦って
  • 「特権」ということ
  • 感動とは
  • 忘れるために書く
  • 抒情詩の鑑賞 / 42
  • 藤村「白壁」
  • 白秋「酒の黴」
  • 啄木「呼子の笛」
  • 犀星「夏の国」
  • 春夫「秋刀魚の歌」
  • 惣之助「息子の希望」
  • 朔太郎「艶めかしい墓場」
  • 順三郎「ガラス杯」
  • 中也「サーカス」
  • 薫「水の精神」
  • 賢治「松の針」
  • 光太郎「レモン哀歌」
  • 達治「海は今朝」
  • 四郎「秋の章」
  • 光晴「くらげの歌」
  • 近代抒情詩の歩みについての対話 / 111
  • 抒情詩とは何か
  • 藤村の詩のヴァージニティ
  • 短歌的抒情について
  • 俳句の抒情性と近代の詩意識
  • 漢語調の抒情
  • 逃避主義の詩精神
  • 白秋の趣味性「美しい心から美しい詩が生れる」という説
  • 抒情詩の感情的母胎
  • 消極的な抒情詩の常套性
  • 薫の象徴的造型性
  • 夢と詩と現実
  • 郷土詩的抒情
  • 四季派の功罪
  • 愛誦型の詩について
  • 詩と感情生活 / 163
  • 詩は感情の世界に根をおろしている
  • 詩は感情の模様である
  • 内がわから外にむかって
  • 最も敏感な心と世界との接触
  • 詩の主題の意味
  • 記憶のなかでしぼむことのない花
  • 神の都の国境をひろげる仕事を-
  • 詩と体験の拡大 オーデンとエフトゥシェンコ / 179
  • 知的な体験
  • 光太郎の『智恵子抄』
  • 他人になる能力と感受性
  • オーデンの場合
  • エフトゥシェンコの場合
  • 抒情の近代性 1 知性と感性の統一した詩 / 196
  • 鶯は下手に歌う
  • 死と蝙蝠傘の詩
  • 壺井繁治と小野十三郎の詩
  • 村野四郎と三好豊一郎の詩
  • 抒情の近代性 2 新しい心性の優位を / 203
  • 詩の本質は抒情か
  • 三好達治の詩
  • 北村太郎の詩
  • 抒情の近代性 3 生活のコトバと詩の言葉 / 217
  • 変化するものとしないもの
  • 個別的なものから普遍的なものへ
  • 飯島耕一の詩
  • 谷川俊太郎の「世界へ!」
  • 生活が言葉の主人
  • 抒情の近代性 4 二つの悲歌について / 225
  • 谷川俊太郎の悲歌
  • 曖昧な私性の追放と直接的な感動
  • 対極的な吉本隆明の悲歌
  • 反逆的な思想詩人
  • あとがき / 235

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 日本の抒情詩 : 藤村,白秋から谷川俊太郎まで
著作者等 鮎川 信夫
書名ヨミ ニホン ノ ジョジョウシ : トウソン ハクシュウ カラ タニカワ シュンタロウ マデ
出版元 思潮社
刊行年月 1968
ページ数 235p
大きさ 19cm
NCID BN04661815
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全国書誌番号
68003975
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言語 日本語
出版国 日本
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