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平林たい子
板垣直子 著
[目次]
- 目次
- 序
- 伝記
- 1 信州という風土 / 11
- 2 父祖と兄弟たち / 19
- 3 幼年・小学校時代-一教師の影響 / 26
- 4 諏訪高女時代-社会主義思想の浸透と少女たい子の共鳴 / 28
- 5 出京・就職・馘首・再就職、社会主義に一歩前進す、アナーキズムのグループに加わる / 34
- 6 一人のアナーキスト青年との宿命的な結び付き-第一の結婚・大陸にまでのびた悲しき流浪 / 39
- 7 ある「マ・ボー」派青年との短期共同生活 / 53
- 8 「マ・ボー」、「ダムダム」派など、アナーキスト青年達とのその後の交遊のなかで / 56
- 9 アナーキスト青年飯田徳太郎との同棲二年間-「誠和女学校」の発表-大阪朝日新聞に当選-林芙美子との交遊-探偵小説と童話をかく-「投げすてよ!」の脱稿-第一の結婚の相手Gの再出現-飯田との結婚解消 / 59
- 10 小堀甚二との結婚 / 71
- 11 作家生活の開始-初期作の一般ヒューマニズム的基調-「文芸戦線」による発足 / 78
- 12 プロレタリア作家としての活動-代表的なプロレタリア作品の制作について-時潮に即した歩み方-プロレタリア文学に対する批判と懐疑 / 82
- 13 「文戦」からの脱退-小堀との一時的な別居-転換期的創作の一時代(ファッシズム思潮のなかに生きて) / 86
- 14 「人民戦線」の名による検挙、拘留中の罹病、療養の場所を求めての彷徨 / 91
- 15 闘病八年、夫小堀の献身的な看護 / 96
- 16 戦後の再出発と戦後の執筆状況-思想的な幻滅と暗黒な心境-養母としての経験 / 101
- 17 江古田の家にうつってから-明暗あざなわれた知られざる運命の接近-たい子のジャーナリズムにおける繁栄-健康の破壊、口述執筆始まる-やくざの世界に題材を広げる-中間小説の執筆増加 / 109
- 18 夫婦間の冷却-悲しき四十代の恋愛事件-洋行-社会時評の執筆と社会活動 / 115
- 19 夫小堀の告白!小堀甚二との離婚の成立 / 121
- 20 孤独にもどって-ジャーナリズムでの繁栄つづく-生涯についての回顧と決算-新聞の朝刊に初めて登場、長編「愛情旅行」の連載-純文学の長編「黒の時代」に力闘 / 126
- 文学
- 21 自伝的な処女作のころ-ヒューマニズム作家としての出発-「誠和女学校」その他の初期作-「嘲る」-「施療室にて」-「投げすてよ!」 / 133
- 22 プロレタリア作家としての活動(昭和三年-八年位まで) / 139
- I 社会意識をもとにした写実 / 139
- II 労資の対立、及び争議を扱ったもの(農村と工場における) / 146
- III 建設的、及び非建設的な運動を扱った作品 / 152
- IV 階級闘争者と婦人の問題 / 156
- V いわゆる愛情の問題 / 158
- VI 平林たい子のプロレタリア文学の特点 / 164
- 23 自伝的な身辺もの / 167
- 24 転形期の素描 / 169
- 25 闘病を扱った自伝的な連作五つ / 173
- 26 終戦のころを描いて / 182
- 27 母親の体験の創作化 / 185
- 28 自伝的な回想もの / 187
- 29 戦後の身辺もの / 202
- 30 やくざもの / 208
- 平林たい子とやくざものについて / 214
- 31 中間小説 / 216
- 32 二つの長編-「愛情旅行」-「黒の時代」 / 218
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
平林たい子 |
著作者等 |
板垣 直子
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書名ヨミ |
ヒラバヤシ タイコ |
シリーズ名 |
作家論シリーズ ; 第10
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出版元 |
東京ライフ社 |
刊行年月 |
1956 |
ページ数 |
226p |
大きさ |
19cm |
NCID |
BN09273223
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全国書誌番号
|
56013808
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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