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随筆寄席 : 放談千夜
第2
辰野隆, 林髞, 徳川夢声 著
[目次]
- 目次
- 序 徳川夢声 / 1
- 第十夜 ゲスト 中村白葉夫妻 / 9
- 覚えにくい顔、覚えやすい顔-私は汽車が大好き-気になる仏法僧のなき声 / 11
- 紫雲丸の遭難-アマチュア・カメラマンの心理-同じ地球の上に住んでるのだから喧嘩はよした方がいい / 15
- 名器とは何ぞや / 18
- 第1話 三味線造りの名人「存古斎」(中村夫妻) / 20
- 幸五郎の鼓-自分で自分の音痴は分らない / 23
- 第2話 太閤記十段目、国太郎の初菊をみて(夢声) / 27
- 第3話 ソヴィエト的リアリズム(林) / 30
- 第4話 「友情の箱」のもといとなった少女(辰野) / 32
- 香奠は千円、お小遣は二千円 / 34
- 第十一夜 ゲスト 長田幹彦 / 37
- 心霊現象は実際に存在するか-雲は生長する-インドの行者の水淫・風淫・肉淫-尼には尼の行がある / 39
- 霊はあった方がいいかない方がいいか-霊は何を食べ何を着てるか-霊界には酸素があるか-心霊術には詐術が多い-予言は当るか / 45
- 心霊は信じないがお化けは怖い-切腹した忠臣の幽霊-死後硬直と「早過ぎた埋葬」-男子の守袋にお産のお守とは-水天宮はあるが空天宮はない-生れる前に男女の別が分ったら / 50
- 第1話 中立はあり得る(辰野) / 57
- 第2話 果物を買いに来た幽霊(長田) / 58
- 第3話 恐怖の情緒と幽霊(林) / 61
- 第4話 棺桶から出て来た剣術の先生(夢声) / 64
- 第十二夜 ゲスト 宮田重雄 / 67
- 小唄ばやり-小唄てものは和楽と洋楽-ピカソを見ての感動-ピカソの価値 / 69
- 絵画と音楽と比較して-視覚、聴覚より触覚が先き / 79
- 第1話 代議士諸君、三等車に乗り給え(辰野) / 84
- 共産主義にもいろいろある-慶応に比べて京大は寛大(官大) / 87
- 第2話 画家ブルネとの奇縁(宮田) / 90
- ドリヴァル日本の芸術を絶讃 / 93
- 第3話 自然科学の歩み-心臓の神秘を解いた男(林) / 95
- われらも天才を生む一つの分子 / 101
- 第4話 近代心理学-我輩は苦労性である(夢声) / 102
- 第十三夜 ゲスト 正木亮 / 107
- 学校はこんな場所にあった方がいい-褒められて進歩する-少年の町、道草学校-僕が落第しなかったわけ-フランスの淫売、日本の淫売 / 109
- 世話はした方がいいか-白衣の募金-庄屋の嬶でもいうちゃあみい-姦通は少なくなった-ヴァンデベルデの売り方 / 120
- 第1話 話しにくかった話(辰野) / 126
- 非常に日本語のうまい人 / 128
- 第2話 パブロフ先生と「恐怖」(林) / 130
- 最近のロシア文学 / 131
- 第3話 四日間で五百匁減った話(夢声) / 133
- 第4話 鈴弁殺しの心理的解剖(正木) / 136
- 第十四夜 ゲスト 金田一京助 / 145
- 木は高きをもって貴しとす-金田一先生と牝犬-三代を通じての名力士-ペニス肥大症-メキシコ芸術も尖端肥大症 / 147
- 少年啄木の面影-野村胡堂とライスカレー-啄木にはじめて会ったころ-啄木は初め海軍志望だった-啄木の文学開眼は及川(提督)の影響 / 154
- 第1話 医薬分業は是か非か(林) / 159
- 第2話 もっと学門に金を使え(辰野) / 163
- 第3話 小奴といいしひとの語れる啄木(金田一) / 166
- 第4話 映画と犯罪(夢声) / 172
- 第十五夜 ゲスト 田崎勇三 / 177
- 不老長寿ばなし-米食をやめてから若返った-早死したい人は米を食え-胃癌は米食者に多い-不老長寿と食生活-酒は燗をして飲め / 179
- 癌は遺伝するか-娯楽室の掃除は行届いた方がいい-人間の寿命は百八十までのびる-今の道徳水準では二十年後には滅亡-カマキリの牡は人類の男より幸福-男は魔性もの薄情のもの / 189
- 第1話 わたしの糞尿譚(辰野) / 197
- 第2話 鳩レースで大当りした話(夢声) / 202
- 第3話 生命は人工的につくり得るか(林) / 204
- 第4話 最大の悪、最大の善(田崎) / 209
- 第十六夜 ゲスト 日夏耿之介 / 213
- あの人この人-名代のわからず屋は誰れと誰れ-古川ロッパら落第生が集って謝怨会-谷崎も解けなかった難問-伊藤公遭難の時うしろに立っていた男-星亨が殺されたとき腰をぬかした男 / 215
- 詩人〝探偵小説〟を書く-日高パーティの元祖〝男女交際会〟-ペニス・カプティヴス-むかしなつかし神楽坂、白山-黒田節のもとは二千年前-万朝報で都々逸当選 / 223
- 第1話 タバコはやめられるか(林) / 232
- 第2話 本朝〝怪談〟の系譜(日夏) / 235
- 第3話 合気道〝遊びの精神〟で得をした話(夢声) / 237
- 第4話 ある二人の結婚初夜(辰野) / 240
- 第十七夜 ゲスト 幸田文 / 245
- 「宝の山」を読んだ記憶-勅使にほめられた話-天子様におめにかかった話-忌言葉のむつかしさ-幸田露伴の大叱言 / 247
- 東京言葉は標準語ではない-敬語のむつかしさ-ニコニコ婦人科は流行らない-露伴と芝浦芸者-露伴の死-死臭をさとって集まる動物-あじさいの見る見る変る爪の色 / 253
- 第1話 続・糞尿譚(辰野) / 264
- ウオーターローの戦いと糞 / 264
- 〝小便づまり〟について / 266
- 第2話 父・露伴の味覚(幸田) / 269
- うなぎと玉子 / 269
- 馬乳酒をつくる / 271
- 第3話 犬の珍談奇談(夢声) / 274
- 去勢されて犬々相和す / 274
- 嚙む嚙むエップリポディ / 277
- 第4話 現代女中気質(林) / 279
- 解説 / 285
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
随筆寄席 : 放談千夜 |
著作者等 |
徳川 夢声
林 髞
辰野 隆
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書名ヨミ |
ズイヒツ ヨセ : ホウダン センヤ |
巻冊次 |
第2
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出版元 |
春歩堂 |
刊行年月 |
1960 |
ページ数 |
286p |
大きさ |
18cm |
全国書誌番号
|
60010620
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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