無冠の男

小島直記 著

右翼の源流と目される頭山満、左翼の源流として目される中江兆民。この二人の思想信条をこえた魂のふれ合いこそ、無冠を貫いて生きた男同士の真骨頂を示すものである。その反対に無名のアルバイト記者から出発し、その後、三菱の利益を代弁するようになって「人間的変貌」をとげた犬養毅…。無冠に徹することから生まれるその人間的魅力に託しつつ、著者の熱い想いを存分に語る。

「BOOKデータベース」より

自らの手で歴史を動かしつつも、藩閥政治家や財閥のさそいを歯牙にもかけず、己れの信ずる道を貫いてさわやかに生きたジャーナリスト、実業家、社会運動家たち。近代資本主義発展の表と裏を自在に往き来しつつ、権力、金力、地位、名誉渦まく中で、彼らがいかに出会い、いかに出処進退したかに焦点をあわせ、隠されたエピソードとともに、じっくりとその人物像を語る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第7章 壮士杉山茂丸(顕官貴紳訪問
  • 北炭社長、易者高島呑象
  • 大隈襲撃事件
  • 日本勧業銀行創立裏話)
  • 第8章 金権政治のはじまり(「悪党」星亨
  • 京浜銀行事件)
  • 第9章 ロシア、中国、南方(内田良平ロシアをめざす
  • 荒尾精、鳥居素川、陸羯南、池辺三山)
  • 第10章 中江兆民(貴公子西園寺公望
  • 仏学塾と二葉亭四迷)
  • 第11章 右翼と左翼の源流(幸徳秋水と小泉三申
  • 大逆事件田中義一と小泉三申
  • 頭山と兆民の交流)
  • 第12章 大陸の革命をめざして(金玉均暗殺事件
  • エリート孫文
  • 滔天宮崎寅蔵
  • 中国革命同盟会と北一輝
  • 辛亥革命勃発)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 剣からペンへ(最初のジャーナリスト
  • 青年犬養毅
  • 咢堂尾崎行雄
  • 福沢諭吉の真意)
  • 第2章 草創期三菱の群像(後援者朝吹英二
  • 豊川良平の人材発掘
  • 山本達雄と商業学校
  • 川田小一郎随行旅行)
  • 第3章 日本最初の経済論争(鼎幹田口卯吉
  • 財政官由利公正
  • 大隈重信の立身
  • 田口卯吉対犬養毅)
  • 第4章 高島炭坑事件(後藤象二郎炭坑経営
  • 大江卓の義侠心)
  • 第5章 巨人頭山満(杉山茂丸と頭山の出会い
  • 高場塾・矯志社
  • 玄洋社の成立
  • 平岡浩太郎炭坑経営に)
  • 第6章 日清の狭間に(民権運動から国権運動へ
  • 井上角五郎と金玉均
  • 板垣退助の外遊)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 無冠の男
著作者等 小島 直記
書名ヨミ ムカン ノ オトコ
書名別名 Mukan no otoko
出版元 新潮社
刊行年月 1975
ページ数 2冊
大きさ 20cm
ISBN 410126208X
NCID BN02285348
BN06068181
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全国書誌番号
73013882
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言語 日本語
出版国 日本
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