砂漠と文明 : アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論

嶋田義仁 著

主な文明や世界的宗教は、過酷な砂漠に近い乾燥地域、とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた。砂漠こそ文明の形成地であり、ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 地球人類学への視座(「完全な人間(Man,Homme)」の思想と地球人類学的人間観
  • 地球人類学の先駆者、和辻哲郎の風土文明論 ほか)
  • 2 サハラ文明と黒アフリカ文明(モロッコ紀行-サハラ文明の一大拠点
  • サハラ文明-交易とオアシスの多部族文化 ほか)
  • 3 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域における人間生活の基本構造(アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明
  • 地球上における乾燥地域の分布 ほか)
  • 4 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の四類型(牧畜パワーによって支えられたアフロ・ユーラシアのグローバル化運動
  • アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域の生態学的四類型 ほか)
  • 5 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明と人類史(人類の形成と乾燥地域-人間の二足歩行と地球環境の乾燥化
  • 人類の地球上への拡散運動と乾燥地域 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 砂漠と文明 : アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論
著作者等 嶋田 義仁
書名ヨミ サバク ト ブンメイ : アフロ ユーラシア ナイリク カンソウチ ブンメイロン
出版元 岩波書店
刊行年月 2012.9
ページ数 282p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-023044-5
NCID BB10352060
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全国書誌番号
22155021
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言語 日本語
出版国 日本
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