神智と神愛

スエデンボルク 著 ; 鈴木貞太郎 訳

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 第一篇
  • 愛は人間の生命なること / 1
  • 神は生命の自性なるが故に、神のみ愛の自性なり、從ひて主も亦然り、されど天人と人間とは生命の所受者に過ぎざること / 3
  • 神性は空間に存せざること / 5
  • 神は眞實に人なること / 10
  • 神人に在つては實在と所現とは二にして一なること / 14
  • 無限の事物は神人に在りては差別的に一なること / 16
  • 一神人あり、一切のものはこれよりなること / 20
  • 神性の實質そのものは愛と智となること / 25
  • 神愛は神智に依り、神智は神愛に依ること / 29
  • 神愛と神智とは實體と形式となること / 33
  • 神愛と神智とは實體と形式そのものなることかくして亦如實にして一眞なること / 37
  • 神愛と神智とはそれ自らより造り出したる外物の裡に存せざるべからざること、又外物そのものならざるべからざること / 40
  • 宇宙に於ける一切のものは神人の神愛と神智とに由りて造られたること / 43
  • 宇宙に於ける一切のものは神人の神愛と神智とを受くること / 46
  • 總て所造の事物は人間に似たる一種の形像を有し、これに由りて人間と相關係すること / 51
  • すべて所造の事物における用は、度を逐ひて終極點より上りて人間に達し、人間を通じて能造の神に達すること、面して是等一切の事物は皆神より出出づるものなること / 54
  • 神性は空間をはなれて宇宙における一切の空處を充たすこと / 59
  • 神性は時間を離れて時間に存すること / 64
  • 神性は極大のものにありても極小のものにありても同一なること / 67
  • 第二篇
  • 神愛及び神智は太陽として靈界に現はれること / 71
  • 熱と光とは神愛及び神智の所現なる太陽より出で來ること / 75
  • その太陽は神にあらざれど、神人の神愛及び神智よりする分出なること、その太陽の熱及び光も亦然ること / 78
  • 主より太陽として分生するに當り、靈熱及靈光は一なり、そは猶ほ神愛と神智との一なるが如きこと / 81
  • 靈國の太陽は中位の高さに現はる、面してその天人を隔つるは猶ほ此の世の太陽が人間を隔つる如くなること / 85
  • 靈界に於ける太陽と天人との隔りは彼等が神愛と神智とを受くる情態によりて定まる影像なること / 88
  • 天人は主に在り、主は天人に在ること、面して天人は所受者なるが故に主のみ天界なること / 92
  • 靈界においては主の太陽として現はれ給ふところ東なり、面して方角はこれより起ること / 98
  • 靈界の方位は太陽としての主よりするにあらず、天人の所受に從ひて定まるものなること / 101
  • 天人は常にその面を太陽としての主に向はせり、かくて南はその右に、北はその左に、西はその背後に在ること / 105
  • 天人の心身は共にその一切の內分を擧げて太陽としての主に向へること / 110
  • 如何なる精靈もその性格の如何によらずその所主の愛に從ひて轉向すること / 113
  • 太陽としての主より分出して天界の熱と光とをなせる神愛と神智は是れ分出の神性卽ち聖靈なること / 117
  • 主は宇宙、及び宇宙にある一切の事物を、神愛及び神智の第一分出たる太陽を假りて造り給へること / 121
  • 自然界の太陽はただの火なり、故に死せること、面も自然はその太陽より始まれるが故に是れ死物なること / 126
  • 一は活き一は死せる二個の太陽なくしては造化あるを得ざること / 130
  • 造化の目的は終位の事物の上にあること、而して此目的は萬物をして能造者に歸らしめ、これと和合せしめんためたること / 133
  • 第三篇
  • 靈界に大氣あり、水あり、陸あるは猶ほ自然界に於けるが如し、されど前者は靈的にして後者は自然的なること / 139
  • 愛と智とは度なり、故に熱と光とに度あり、從ひてまた大氣に度あること / 143
  • 度に高さの度と廣さの度との二あること / 147
  • 高さの度がすべて同一性を帶び、彼より是れと次第をなすは、猶ほ目的、原因、結果の場合におけるが如きこと / 153
  • 第一度はそれに次ぎて來るべき各度における一切の事物の唯一根源なること / 157
  • すべての完全は、度と共に、また度に從ひて、增進し、向上すること / 159
  • 相續の順序よりすれば、第一度は最高にして第三度は最下なること、されど俱在の順序よりすれば、第一度は極內にして第三度は極外なること / 166
  • 終位の度は前二度を合せて之をその中に藏し又之が支柱となること / 169
  • 高さの度はその終位に在りて充實し且つ有力なること / 175
  • すべて所造の事物には、至大なるものより至小なるものに至るまで、二種の度あること / 181
  • 主には、無限にして、造られざる高さの三度あり、而して人には有限にして所造の三度あること / 186
  • 此の高さの三度は生れながら各人に在り次第を逐うて開かるべし、而してその開くるときは人は主に在り、主は人に在ること / 191
  • 靈光は三級の度を通じて人間に流れ入れども、靈熱は熱らざること、但し惡を罪としてこれを避け、主に向ふときを除くこと / 197
  • 高級の度卽ち靈度の開くることなければ人は自然的、感覺的となること / 203
  • 人の心に於ける自然度はそれだけにて見れば連續的なり、されど高級の二度との相應にて高めらるる時は間隔的の觀あること / 213
  • 自然心は人心における高級の度を包み、且つこれをその中に藏するものなるが故に反動的なり、高級の度開かれずばそれに逆ひて行動し、開けばこれとその行動を一にすること / 218
  • 惡の起源は人間本具の能力卽ち理性力と自由力との濫用にあること / 223
  • 惡と僞とは全然善と眞とに反對なり、そは惡と僞とは魔界と地獄とよりし、善と眞とは神と天界とよりするが故なること / 233
  • 自然心の三度に屬する一切の事物は身體上の所行の中に藏せらるること / 243
  • 第四篇
  • 永遠よりの主、卽ちエホバは宇宙とその中の一切萬物を自己より創造して、無よりは創造せざりしこと / 249
  • 永遠よりの主、卽ちエホバにして人ならざりせば、神は宇宙及びその中の一切萬物を創造するを得ざりしこと / 252
  • 永遠よりの主、卽ちエホバは靈界の太陽を自己より作り出し、これよりして宇宙とその一切とを作り給ひたること / 257
  • 主に神愛、神智、神用の三つのものありて、皆主なり、而して此三つのものは靈界における太陽の外に現はる、卽ち神愛は熱、神智は光、神用はこれらのものを包むところの火氣として現はるること / 263
  • 靈界にても、自然界にても、三様の大氣あること、而して大氣は地球上における實體及び物質を以てその終極點となすこと / 267
  • 大地を組織せる實體及び物質には、そのままの神性は毫もこれあらざれども彼等は固より神性より出で來るものなること / 271
  • 一切の用は造化の目的とする所にして皆形式の中に在ること、而して此形式は大地の上に存在する物質的實體よりこれと相應する形式を得て自ら包み纒ふこと / 272
  • 宇宙に於ける一切の事物は、その用の點より見れば、その面影人に似たり、而してこれを以て神は人なりといふ事實の證左となすこと / 284
  • 主によりて造られたる一切の事物は用なること、而してその用たるは人間に關係し、また人間を通じてその起原なる主に關係する順序、度、交涉點に於いて然ること / 290
  • 諸の惡用は主の所造にあらずして、地獄と共に存在するに至れること / 297
  • 所造の宇宙に於ける可見的事物は、自然の未だ曾て物を生じたることあらず、また生ずることあらざるべきを證據し、また神性はその自性よりして靈界を通じて一切萬物を生じたることを證據すること / 313
  • 第五篇
  • 人間には主の所受器と居處とならむがため主によりて創造せられ形成せられたるもの二個あり、意志及び智性是なり、而して意志は主の神愛を、智性は主の神智を受けんためなること / 327
  • 愛と智との所受器なる意志と智性とは、頭腦の全般に涉り、又その各部分に涉りて、存すること、故に身體の全般に涉り又その各部分に涉りて存すること / 332
  • 意志は心臓と相應し智性は肺臓と相應すること / 343
  • 意志及び智性、愛及び智につきて知り得べき一切の事物、從ひて人間の精神につきて知り得べき一切の事物は、心臓と意志との相應、及び智性と肺臓との相應より知り得べきこと / 369
  • 懐胎中に於ける人間的形式の始まりは如何といふこと / 430

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 神智と神愛
著作者等 Swedenborg, Emanuel
鈴木 貞太郎
スエデンボルク
書名ヨミ シンチ ト シンアイ
出版元 丙午出版社
刊行年月 大正3
ページ数 433p
大きさ 27cm
全国書誌番号
43012333
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言語 日本語
出版国 日本
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