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最後の一撃
エラリイ・クイーン 著 ; 青田勝 訳
[目次]
- 目次
- 第一篇
- 第一章 二十五年前 一九〇五年 一月 この時、ある身重な婦人が、生理的痙攣と強情な夫のために、不幸に陥る。 / 15
- 第二篇
- 第二章 火曜日 一九二九年 十二月二十四日 クリスマス・イーヴ この時、エラリイは、ウエスチェスターの田舎のクリスマスのハウス・パーティに招待される。ジョン・セバスチアンがやがて起る出来ごとの様相を暗示する。 / 39
- 第三章 第一夜 水曜日 一九二九年 十二月二十五日 この時、不思議なサンタクロースが、どこからともなく姿を現わし、牛と、小さな家と、駱駝とが舞台の中央に登場する。 / 62
- 第四章 第二夜 木曜日 一九二九年 十二月二十六日 この時、得体の知れぬいたずら者が、残忍きわまる所業を働き、邸の主人公の被後見者は、再び驚くべき贈物を提供される。 / 82
- 第五章 第三夜 金曜日 一九二九年 十二月二十七日 この時、あずまやが『冬の物語』の場面となり、鉄の贈物が小さな家の屋根を釘づけにする。 / 104
- 第六章 第四夜 土曜日 一九二九年 十二月二十八日 この時、セバスチアン氏は不思議にも記憶を喪失し、ルーリア警部補が術策を弄し、クイーン氏は再び出し抜かれる。 / 117
- 第七章 第五夜 日曜日 一九二九年 十二月二十九日 この時、山羊が四本の角をだし、Xのしるしがつけられ、十二の適用の可否を探る努力が徒労に帰した。 / 136
- 第八章 第六夜 月曜日 一九二九年 十二月三十日 この時、ガーディナー氏が、牧師らしからぬ冒険を経験し、フリーマン出版社が危くなり、ジョン青年が鞭を持つて寝室に入る。 / 151
- 第九章 第七夜 火曜日 一九二九年 十二月三十一日 この時、二つの三角形が一つの四角形となり、ブラウンとウォレンと両嬢が原始時代に戻り、楽しくない新年が訪れる。 / 167
- 第十章 第八夜 水曜日 一九三〇年 一月一日 この時、ジョンが頭の贈物を受け、エラリイは幽霊を追跡し、クイーン警部が時ならぬ時間に、新年の挨拶に訪れる。 / 177
- 第十一章 第九夜 木曜日 一九三〇年 一月二日 この時、ジョン・セバスチアンの謎がいよいよ深まり、クイーン氏は絶望し、動物園の居住者がまた一つ加わる。 / 193
- 第十二章 第十夜 金曜日 一九三〇年 一月三日 この時、青ざめた騎手が落馬し、片眼の人形に歯が生え、迷わされた探偵はどん底に落ちる。 / 200
- 第十三章 第十一夜 土曜日 一九三〇年 一月四日 この時、ダーク博士はジョンに医学とかけ離れた忠告を与え、十字架のしるしが来て家は完成された-が果して本当に完成されたのだろうか? / 209
- 第十四章 第十二夜 日曜日 一九三〇年 一月五日 この時、オリヴェット・ブラウンが幽霊と会話を交え、クイーン氏は電光にうたれ、ジョン・セバスチアンが最後の贈物を与えられる。 / 217
- 第十五章 第十二日節 (神の出現の日) 一九三〇年 一月六日 この時、クイーン氏は意見を発表するのを差し控え、死者はよみがえり、多くの疑問が解決し、しかもさらに神秘に包まれたものが後に残る。 / 234
- 第十六章 ……そして、その後 この時、つまらぬことに『から騒ぎ』をして、『恋の骨折りは失敗に終り』、『間違いの悲劇』は『めでたい終幕』となり得なかつた。 / 251
- 第三篇
- 第十七章 二十七年の後 一九五七年の夏 この時、クイーンは激しい郷愁にかられ、過去を生き返らせたいという強烈な誘惑を覚える。 / 267
- 第十八章 翌日 この時、生きている者と死んだ者についての過去の長い経歴が、きわめて簡単に物語られ、エラリイは旅行を企てる。 / 275
- 第十九章 その翌日 この時、クイーン氏は彼の推論を確かめるために、空間を二千五百マイル以上、時間を三千年以上旅行する。 / 281
- 第二十章 結末 この時、クイーン氏は若き日の愚かさを告白し、この十二夜の物語を、手遅れながら結末にみちびく。 / 289
- 訳者あとがき / 303
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
最後の一撃 |
著作者等 |
Queen, Ellery
青田 勝
エラリイ・クイーン
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書名ヨミ |
サイゴ ノ イチゲキ |
シリーズ名 |
世界探偵小説全集
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出版元 |
早川書房 |
刊行年月 |
1958 |
ページ数 |
301p |
大きさ |
19cm |
全国書誌番号
|
59000863
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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