古代日本の文芸空間 : 万葉挽歌と葬送儀礼

上野誠 著

新たな万葉文化論の構想!万葉歌、特に荒都歌・望郷歌・挽歌を中心に、その成立背景を、近時の考古学や民俗学などの成果を援用しつつ解明し、古代大宮人の生活と歌表現との関係を追究する気鋭の歌論。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 総論 古代宮都の文芸としての万葉歌
  • 第1章 フルサト飛鳥とその「景」
  • 第2章 殯宮儀礼の空間
  • 第3章 万葉挽歌と葬送儀礼
  • 第4章 結界と排除の空間構造
  • 結論 万葉歌をめぐる歴史的空間

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次 / p1
  • 総論-古代宮都の文芸としての万葉歌 / p3
  • はじめに-本書のめざすもの / p3
  • 一 <古代宮都>という用語 / p4
  • 二 儀礼の空間という視点 / p6
  • 三 律令官人の文芸 / p7
  • 四 <大宮人>の誕生 / p12
  • おわりに-律令国家形成期の文芸 / p14
  • 第一章 フルサト飛鳥とその<景> / p16
  • 第一節 歴史的空間飛鳥の予備的考察 / p16
  • はじめに / p16
  • 一 飛鳥の範囲 / p16
  • 二 飛鳥川と飛鳥 / p21
  • おわりに / p24
  • 第二節 万葉語「フルサト」の位相 / p24
  • はじめに / p24
  • 一 「フルサト」と「フリニシサト」と / p26
  • 二 「フルサト」と「ヒナ」と / p31
  • 三 「ヒナ」と「ヰナカ」と「フルサト」と / p33
  • 四 大伴旅人の望郷歌から / p34
  • 五 大伴坂上郎女の「フルサト」 / p38
  • 六 大伴家持と「フリニシサト」 / p42
  • おわりに / p43
  • 第三節 古代宮都とカムナビ / p45
  • はじめに / p45
  • 一 大場磐雄のカムナビ研究 / p46
  • ニ カムナビという語 / p48
  • 三 カムナビを山岳に対する呼称と限定することはできない / p50
  • 四 飛鳥のカムナビとカムオカ / p53
  • 五 故郷の景 / p55
  • 六 用例の偏在が意味するもの / p57
  • 七 カムナビから三山へ / p58
  • おわりに / p60
  • 第四節 カムナビと<王権> / p61
  • はじめに / p61
  • 一 大三輪のカムナビ(三輪山)と崇神天皇 / p61
  • 二 飛鳥のカムナビと天武天皇 / p64
  • 三 王権の論理と失われた祭祀と / p67
  • おわりに / p68
  • 第五節 カムナビの<景> / p69
  • はじめに / p69
  • 一 神の帯せる川 / p69
  • 二 吉備の中山 / p73
  • 三 細谷川の伝承 / p74
  • おわりに / p76
  • 補論 山岳信仰と宗教的心性 / p76
  • 第六節 故郷・飛鳥思慕の文芸 / p79
  • はじめに / p79
  • 一 讃歌をもつ旧都・飛鳥 / p80
  • 二 天武天皇降臨の聖地 / p82
  • 三 平城遷都以降の飛鳥 / p85
  • おわりに / p87
  • 補論 天武皇統について / p90
  • 第二章 殯宮儀礼の空間 / p98
  • 第一節 殯宮という儀礼の空間 / p98
  • はじめに / p98
  • 一 殯宮という建造物について / p100
  • 二 殯宮の表現とその設営地 / p102
  • 三 皇子・皇女の「殯宮」が<生前居所>の宮に設営されない理由 / p105
  • おわりに / p108
  • 第二節 殯と宮 / p109
  • はじめに / p109
  • 一 日並皇子挽歌の殯宮表現 / p111
  • 二 頌から哀へ / p115
  • 三 日並皇子挽歌の殯宮表現の背景 / p117
  • おわりに / p120
  • 第三節 天武天皇殯宮の芸能 / p121
  • はじめに / p121
  • 一 殯宮という芸能の場の伝統 / p122
  • 二 殯宮の内外 / p124
  • 三 天武天皇殯宮の芸能 / p127
  • 四 天武天皇殯宮の前・後 / p134
  • おわりに / p136
  • 第四節 奉誄者の系譜 / p137
  • はじめに / p137
  • 一 奉誄にともなう所作 / p139
  • 二 奉誄の巧拙 / p141
  • 三 奉誄される日継の性格 / p144
  • 四 当麻真人智徳の登場とその立場 / p146
  • おわりに-記紀成書化前夜の日継の担い手 / p151
  • 第三章 万葉挽歌と葬送儀礼 / p158
  • 第一節 日並皇子挽歌と<誄詞>の受容 / p158
  • はじめに / p158
  • 一 日継の皇子の挽歌と<誄詞の受容> / p160
  • 二 歌の発想と質の違い / p163
  • 三 日並皇子挽歌の場 / p167
  • おわりに / p169
  • 第二節 高市皇子挽歌と城上殯宮 / p170
  • はじめに / p170
  • 一 香具山宮 / p171
  • 二 城上殯宮=飛鳥説批判 / p173
  • 三 高市皇子と城上殯宮-長屋王邸宅跡出土木簡資料を手掛かりとして- / p175
  • おわりに / p178
  • 第三節 高市皇子挽歌と香具山宮 / p180
  • はじめに / p180
  • 一 香具山宮・埴安池・泣沢杜 / p180
  • 二 神話の接合 / p182
  • 三 「類聚歌林」の伝 / p184
  • 四 持統十年秋七月の「禱祈」 / p186
  • おわりに / p188
  • 第四節 人麻呂挽歌の枕と床 / p189
  • はじめに / p189
  • 一 人麻呂挽歌の枕と床 / p189
  • ニ トコの荒らび / p193
  • 三 漢籍受容の問題 / p198
  • おわりに / p201
  • 付節 身崎壽の挽歌史論をめぐって / p202
  • はじめに / p202
  • 一 挽歌史の構想 / p203
  • 二 天智挽歌群から「殯宮之時」挽歌創成へ / p204
  • 三 天武挽歌の「時」と「場」 / p206
  • 四 「殯宮之時」挽歌の<場> / p207
  • おわりに-<場>の論の可能性 / p209
  • 第四章 結界と排除の空間構造 / p217
  • 第一節 結界の空間・飛鳥のオツナカケ / p217
  • はじめに / p217
  • 一 オツナカケの現況 / p218
  • ニ オツナカケの伝承基盤 / p221
  • 三 オツナカケの機能 / p225
  • 四 ツナの行事の広がりから / p229
  • おわりに / p234
  • 第二節 結界の空間・平群のオツナカケ / p234
  • はじめに / p234
  • 一 オツナカケの現況 / p234
  • 二 平群町椣原と鳴川の事例から / p238
  • 三 オツナカケの時空 / p248
  • おわりに / p253
  • 結論-万葉歌をめぐる歴史的空間 / p256
  • 一 飛鳥をはじまりとする意識 / p256
  • 二 儀礼空間としての古代宮都 / p259
  • 三 葬送儀礼と挽歌の<場> / p262
  • 四 研究方法に関する総括 / p264
  • 参照文献一覧 / p268
  • 収載論文初出一覧 / p294
  • 図・表・写真一覧 / p297
  • あとがき / p299
  • 索引 / 巻末

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 古代日本の文芸空間 : 万葉挽歌と葬送儀礼
著作者等 上野 誠
書名ヨミ コダイ ニホン ノ ブンゲイ クウカン : マンヨウ バンカ ト ソウソウ ギレイ
書名別名 Kodai nihon no bungei kukan
出版元 雄山閣
刊行年月 1997.11
ページ数 301, 22p
大きさ 22cm
ISBN 4639014813
NCID BA3340339X
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全国書誌番号
98053811
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言語 日本語
出版国 日本
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