神と国家 : ヘーゲル宗教哲学

[目次]

  • 目次 / p5
  • 引用について / p12
  • 序章 / p3
  • 一 分裂したヘーゲル像の克服 / p5
  • 二 他の講義との関係における『宗教哲学講義』研究の意義 / p6
  • 三 本書の構成 / p7
  • 四 研究史について / p12
  • 第一章 ギリシアの祝祭宗教への憧憬とその断念 / p17
  • 第一節 宗教政治革命をめざして-若きへーゲルの宗教思想の軌跡 / p17
  • 一「新しい神話」の創設による統合プログラム / p18
  • 二 閉ざされた<自我>の不幸と神の世界制圧 / p22
  • 三 愛の形態化としての祝祭宗教 / p24
  • 第二節 人倫のなかの祭祀-イェーナ期の国家・宗教論 / p27
  • 一 人倫における悲劇の上演 / p28
  • ニ ギリシア的祝祭からキリスト教の聖餐へ / p31
  • 三 体系における宗教(キリスト教)の位置 / p36
  • 第三節 聖餐における対象性の克服-『精神現象学』の宗教思想 / p41
  • 一 供犠の構造 / p41
  • 二 聖餐における対象意識と自己意識との一致 / p43
  • 三 近代国家の不在 / p45
  • 第四節 体系への移行-不作の十四年 / p48
  • 第二章 恐怖政治と宗教反動の時代を生きて-ベルリンにおけるヘーゲルとシュライアーマッハー / p51
  • 第一節 へーゲルとシュライアーマッハーとの決裂 / p52
  • 一 ヘーゲルのベルリン招聘 / p52
  • 二 デ・ヴェッテ解職をめぐる対立 / p55
  • 三 プロイセン王立科学アカデミーとベルリン批判年報 / p58
  • 第二節 プロイセン福音主義合同教会をめぐる確執 / p60
  • 一 教会合同の歴史 / p61
  • 二 礼拝式文闘争(Agendenstreit) / p66
  • 三 教会合同に対するヘーゲルの態度 / p70
  • 四 「依存感情」 への揶揄(一八二一年講義) / p76
  • 第三節 へーゲル派の旗揚げ / p79
  • 一 ヒンリッヒス『宗教論』(一八二二年)の刊行 / p79
  • 二『信仰論』との全面的対決(一八二四年講義) / p85
  • 第四節 新たな敵、トールクとの闘争 / p89
  • 一 新敬虔主義の台頭と汎神論攻撃 / p89
  • 二『エンツュクロペディー』改訂版(一八二七年)のトールク批判 / p94
  • 第五節 ヘーゲルとシュライアーマッハーとの同盟 / p99
  • 一 宗教反動に対する共通の闘い / p99
  • 二 シュライアーマッハーの「感情」 / p107
  • 二『信仰論』改訂(一八三〇/三一年)の内容 / p110
  • 四 二人の和解 / p116
  • 第三草「宗教哲学」の生成と構造 / p123
  • 第一節「宗教哲学」講義の性格 / p123
  • 第二節「宗教の概念」の成立-序論と第一部のテクスト分析 / p126
  • 一 体系的原理の不在 / p127
  • 二 体系的原理の獲得 / p131
  • 三 体系的叙述の実現 / p142
  • 四 シュライアーマッハーヘのさらなる接近と七月革命への反応-一八三一年 / p152
  • 五 まとめ / p153
  • 第三節 一般宗教史への挑戦と挫折-第二部のテクスト分析(1) / p155
  • 一 図式的な編成原理-一八二一年 / p157
  • 二 神の存在証明との対応-一八二四年 / p158
  • 三 自然からの精神の高まり-一八二七年 / p161
  • 四 宗教地理学的類型論への改編-一八三一年 / p162
  • 五 宗教史との格闘が意味するもの / p165
  • 第四節 ユダヤ教の評価の転回-第二部のテクスト分析(2) / p167
  • 一 一八二一年草稿に見られるユダヤ精神への反発 / p168
  • 二 一八二四、二七年における肯定的評価への転回 / p171
  • 二 転回の要囚 / p176
  • 四 最終学期における肯定的評価の後退 / p178
  • 五 まとめ / p181
  • 第五節 三位一体と自由の国-第三部のテクスト分析 / p183
  • 一 三一構造の叙述の変化 / p184
  • 二 三位一体論と自由の哲学 / p189
  • 三「教団の消滅」から「宗教の実現」へ / p191
  • 第四章 プロテスタンティズムの原理と近代国家の精神 / p197
  • 第一節 宗教・国家論の発展史 / p198
  • 一 政教分離か祭政一致か / p198
  • 二 自由の原理としてのプロテスタンティズム / p201
  • 第二節 七月革命の衝撃と宗教・国家論の最後の検証 / p205
  • 一「世界史の哲学」最終講義における七月革命の分析 / p209
  • 二 イギリスの危機 / p213
  • 三「宗教哲学」最終講義における宗教・国家論の検証 / p218
  • 四 へーゲル宗教・国家論の射程 / p221
  • 第三節 へーゲルとプロテスタンティズム / p228
  • I 新プロテスタンティズムの理念 / p229
  • 二 哲学と人倫における宗教の実現-ヘーゲルと世俗化テーゼ / p231
  • 三 国家の絶対化か、それとも歴史の絶対化か / p233
  • 補論一『宗教哲学講義』の旧版の問題点と国際共同編集版の意義 / p238
  • 第一節「宗教哲学」講義についての資料 / p238
  • 一 自筆の講義草稿 / p239
  • 二 失われた「完成稿の束(Co)」 / p240
  • 三 宗教哲学に関する紙片 / p242
  • 四 講義の筆記録 / p245
  • 五 間接的に伝えられた資料 / p255
  • 第二節 旧版の性格と問題点 / p258
  • 一 初版(一八三二年W¹) / p258
  • ニ 第二版(一八門○年W²) / p260
  • 三 ラッソン版(一九二五~二九年L) / p266
  • 四 イルティング版(一九七八年II) / p269
  • 五 その他の版について / p271
  • 第三節 国際共同編集版の構成と意義 / p273
  • 一 編集の基本方針 / p273
  • 二 各年度ごとの編集の特徴 / p274
  • 三 詳細を究めた注解 / p280
  • 補論ニ『精神現象学』の「光の神」について-『宗教哲学講義』の新版が『精神現象学』の解釈の変更を迫る / p282
  • 一 従来の解釈の問題点 / p283
  • 二『宗教哲学講義』の新版と『精神現象学』との比較 / p284
  • あとがき / p291
  • 初出一覧 / p294
  • ドイツ語目次 / p3
  • 索引 / p9
  • 付録1「宗教哲学」講義(一八二一~三一年)の構成比較表 / p20
  • 付録2 へーゲルが宗教史研究に用いた主な資料 / p26

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 神と国家 : ヘーゲル宗教哲学
著作者等 松田 純
書名ヨミ カミ ト コッカ : ヘーゲル シュウキョウ テツガク
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