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現代フランス小説史
クロード・エドモンド・マニー 著 ; 佐藤朔 等共訳
[目次]
- 受身の時代
- 小説の暦
- モラリストの小説家
- 静寂主義の小説家-フランソワ・モーリヤック
- 小説のニジンスキー-ジャン・ジロドゥー
- プルーストあるいは閉鎖性の小説家
- 小説の行きづまりと野望-意図
- 小説の行きづまりと野望-実現
- 小説の公理論のために
- ロジェ・マルタン=デュ=ガール、表裏のない世界の限界
「BOOKデータベース」より
[目次]
- 目次
- 序 / 3
- 第一章 受身の時代 / 7
- 1 反省の時期 / 7
- 2 聖イレネと聖ジャンヴィエ / 11
- 3 賢猫、賢鼠 / 15
- 4 《国家的遺産》から《国家的物置部屋》へ / 20
- 5 シュールレアリストのお祭り騒ぎ / 30
- 第二章 小説の暦 / 37
- 1 眼覚めの遅い世紀 / 37
- 2 文学的世代がキリストと同じ年齢をもつことが証明される場所 / 41
- 3 二組の行列 / 46
- 4 象牙の塔は爆発する / 48
- 5 正規修道者たちと俗人たち / 56
- 6 素人小説家の世代 / 61
- 第三章 モラリストの小説家 / 71
- 1 案内人のあとにつづく人びと / 71
- 2 あまりにも甘ったれのジャック・リヴィエール / 74
- 3 小説を破壊する小説家たち-ラクルテルとシャルドンヌ / 79
- 第四章 モラリストの小説家(つづき) / 89
- 1 峻厳なシュランベルジェ / 89
- 2 残酷なラディゲ / 95
- 3 『クレーヴの奥方』の子供たち / 102
- 4 自己満足した小説家たち、あるいは亭主学校 / 110
- 第五章 静寂主義の小説家-フランソワ・モーリヤック / 114
- 1 怖るべき親たち / 114
- 2 悪魔、あるいは根拠のない仮定 / 117
- 3 愛されなかった人びと / 122
- 第六章 小説のニジンスキー-ジャン・ジロドゥー / 129
- 1 レアリスムの小説家 / 129
- 2 勝ち誇るロマン主義 / 137
- 3 痴情沙汰の一形而上学 / 142
- 4 《美酒はけっして渇きを癒さなかった。》 / 146
- 第七章 プルーストあるいは閉鎖性の小説家 / 150
- 1 精神の冒険としての小説 / 150
- 2 洗礼者スワン / 152
- 3 文学とはなんと空しいわざか / 157
- 4 ミダス王の奇蹟の手 / 160
- 5 隠喻に充ちた洞窟 / 162
- 6 コルク張りの部屋 / 164
- 7 樹なければ森なし / 173
- 8 《巨匠たちのワニス》 / 180
- 9 現在時あるいは永遠の不在 / 189
- 10 時への偶像崇拝 / 196
- 第八章 小説の行きづまりと野望-意図 / 201
- 1 プレリュード-眠れるものの眼覚め / 201
- 2 遠方から帰ってきた人 / 204
- 3 芸術家としての批評家について / 215
- 第九章 小説の行きづまりと野望-実現 / 222
- 1 ロマネスクの花火 / 222
- 2 思いがけぬ小説 / 226
- 3 『贋金つかい』の意味 / 233
- 4 《中心紋として置く》こと、あるいは超越の記号 / 236
- 第十章 小説の公理論のために / 244
- 1 小説と時間性 / 244
- 2 肉体を奪いとられた人間の小説『テスト氏』 / 254
- 3 ヴァレリー=ワトスンとシャーロック=テスト / 258
- 4 帰謬法による証明 / 265
- 第十一章 ロジェ・マルタン=デュ=ガール、表裏のない世界の限界 / 269
- 1 連鎖小説と小説大全 / 269
- 2 『チボー家の人々』の絆と亀裂 / 273
- 3 三次元の写真術 / 277
- 4 悪魔の復讐 / 285
- 5 出口のない宇宙 / 290
- 6 神々の為す部分 / 293
- 7 越えることのできない虚無 / 298
- 8 小説が悲劇、したがってカタルシスとなる場合 / 303
- 9 小説における不偏不党性のパラドックス / 305
- 注 / 313
- 解説 / 363
- 書名索引 / 1
- 人名索引 / 8
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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