|
雷神不動桜
八文字屋自笑, 八文字屋其笑 著
[目次]
- 標題
- 目次
- 雷神不動桜一之巻
- 第一 心の下紐解いて見せる契情の腹帯
- 第二 誰も見に廓の沙汰は三吉野が全盛
- 第三 部屋住の大尽は光のない身請金
- 雷神不動桜二之巻
- 第一 口給で人を損ふ八剣が出頭顔
- 第二 竹刀は当座の智略思ひ切た女房の自害
- 第三 虚の皮禿かかる偽状の面は慾徳の御家流
- 雷神不動桜三之巻
- 第一 縁でつれる夫は座頭より目の明かぬ欲心
- 第二 水嗅ひ馳走の魂立は白髪の老人
- 第三 親子の縁は切るにきられぬ敵討の論議
- 雷神不動桜四之巻
- 第一 人噛み馬をもみ和げた按摩の名人
- 第二 心の下細解けかねる妹背の縁組
- 第三 婚礼の使者は鑓の鞘をはづれた分別
- 雷神不動桜五之巻
- 第一 踊湯衣は咽のかはく旱の雨乞
- 第二 行者も色に染み安い煩悩の垢
- 第三 御慈悲は上から降つて湧いた豊年の秋
- 笑談医者気質巻之一
- 第一 三ケ国をまたに懸くる八十有余の老医へ連中から趣向を組合せた一種のたづさへ
- 第二 酒屋の門で取違へる両隣の御医者殿偖も丈ぶな大戸のくぐり
- 笑談医者気質巻之二
- 第一 金銀をほどこしても其身をたのしむ妙手のはり立のすなをな心のたのしみ
- 第二 喧嘩の行事の徳用をつぶさに聞きとる亭主の悦
- 笑談医者気質巻之三
- 第一 思ひもよらぬ灸点を利巧にぬけた首おさへ
- 第二 六尺ゆかたの大の男もびつくりして打落した乗物の棒
- 笑談医者気質巻之四
- 第一 士農工商それそれに分けて聞えしお医者のたしなみ
- 第二 何事も神力にまかせた眼のうへの福れ物
- 笑談医者気質巻之五
- 第一 学文のあるないによらぬ近所の内証ばなしで風をかゑたる内儀のよろこび
- 第二 阿房の寝言は一向に天生無生の善悪さだめ
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
|
この本を:
|

件が連想されています

|