大使である夫とともに日本にやってきた「大使夫人」たち。夫をサポートし、外交の一翼を担うといっても過言ではない。レセプションや皇室行事で、天皇や各国外交団、政財界人と交わる一方で、チャリティやボランティア活動を通じて一般庶民とも触れあう彼女たちは、いわば異文化交流のプロ。そういったなかで求められるのは、大使の仕事のプラスになり、国のイメージアップにつながるような、よいマナー。「おもてなしのコツ」「ちょっと驚く日本人」など、夫人たちの声に耳を傾ければ、日常生活や国際社会で役立つ「おつきあい」のヒントが見えてくる。
「BOOKデータベース」より